img_0826

2009年から、吉祥寺にあるSHIZENヨガスタジオのディレクター、ドミニカ・芹ヶ野先生をお迎えし、お届けしている[プロップスを使ってティーチングスキルアップ]シリーズの、人気コンテンツの1つ、

「女性のためのリストラティブヨガ」 が10月19日より、4回シリーズで始まりました。

インストラクター同士で行うペアワークは、適格なアドバイスや、時には厳しい指摘も?!飛び出し、明日からの指導に役立つヒントと、自分自身の体感からの気づきが、溢れていました。

リクライニングポーズを学んだvol.1の様子を、お届けします。

img_0807

リクライニングポーズでエネルギーチャージ

[ 学習ポーズ ]
Supta Swastikasana スプタ・スワスティカーサナ
Supta Baddha Konasana スプタ・バッダ・コナーサナ
Supta Virasana スプタ・ヴィラーサナ

まずは、スプタ・スワスティカーサナの「観察」から。

先生と生徒のグループに分かれて、身体のどこの部位がこのポーズの観察ポイントなのか、を学び、観察していきます。

観察後は、適切な適応とアジャスト。

触ることだけではなく、ポーズの目的を理解し、生徒さんを「観察」し、「適応」させる能力を養う。

その上で、口頭で「インストラクト」する大切さを習得できるよう、なるべく生徒目線でポーズを体感し、正しいアライメント・アジャストメントをペアワークで学びました。

”複数の生徒さんたちに同時に情報をいきわたらせる事ができる、言葉でのインストラクションは、すべての生徒にとって価値になります。

そして、ハンズオンのアジャストは、「1回の価値が深まるアジャストを」”とドミニカ先生。

1回目のアジャストで、生徒さんが変化を感じていたら、それ以上”正しいカタチ(またはもっと気持ちよいであろうカタチ)により近づけるアジャスト”は、生徒さんからしたら不要。

2回目以降は、生徒がほしがっているのではなく、先生がしたいからしているのです。

触る回数が多くなる度に、アジャストの価値が下がる、というアドバイスに、

皆さま深くうなづいていらっしゃいました。

img_0815特にリクライニングポーズでは、頭の高さを変えるだけで、劇的に気持ちよくなることも。

img_0828肩甲骨のハンドアジャストメントは、何百回の練習が必要とのこと。

スプタ・バッダ・コナーサナ

「生徒がどう反応しているか、どう表現したら伝わるか、生徒が理解できるように努力し続けましょう」と、

アジャストメント力だけではなく、言葉でのインストラクションについてのアドバイスも。

生徒さんの反応が悪かった時、「この生徒さんは理解していないわ」ではなく、

どう表現すれば伝わるのか?を探求し続けるのが、インストラクターの仕事、という言葉には、

ドミニカ先生のご指導に向かう真摯な姿勢を感じるとともに、インストラクターとしての在り方を改めて考えさせられました。

img_0880肩甲骨のアジャストの両手バージョンは「リラックスして」と声掛けして、生徒の体重を利用して行うことがポイント。

時には、ハンズオンアジャストをアシストする為の、言葉のインストラクションが必要になる場面も。

1

股関節周りがつらい方へは、足を高くするか、背中を高くする、どちらの適応も効果的。

スプタ・ヴィラーサナ

特にヒザの痛みが出やすいこのポーズは、プロップスの活用がポイント。

ボルスターとブロックを使ってのセットアップでも、色々なバリエーションがあることを学びました。

2ブロックの位置は、胸の下。体型によって変わるので、横からの観察が大切。

背の低い人へのセッッティングで、左の写真はブロックが頭の下あたりになるので不正解。

右3つは、正しい位置での、使い方のバリエーションを紹介。

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。

以前から知り合いだったのかな?!と思うほど、皆さまの溶け込みの早さは、私たち運営側も驚いたほどです。

次回開催は、11月9日(水)、学習ポーズはこちらです。

~~マインドを穏やかにする前屈~~

Adho Mukha Swastikasana アドムカ・スワスティカーサナ
Adho Mukha Upavistha Konasana アドムカ・ウパヴィスタコナーサナ
Janu Sirsasana ジャーヌ・シルシャーサナ

~~~~~~

単発のお仲間も募集中です。

詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。

予定がなかなか合わないけど、1日だけなら。。。!という方。

苦手なポーズがあるから、そこだけでも受けたい!という方。

2016年の締めくくりに、ご自身のご指導を今一度振り返る時間を持ってみませんか?

お越しをお待ちしております!

そして、いつも過ごしやすい環境、充実のプロップス類をご提供頂いている

スタジオ・ヨギー TOKYOの皆さま、本日もありがとうございました。

img_0799