ポール・グリリー先生が「素晴らしい先生がいるから!」
と紹介してくれた、ジョー・バーネット先生。
ジョー先生による、大阪でのスペシャルレッスンが10月2日に
Osaka Practice(江坂)で開催されました。
 
陰ヨガ歴14年のジョー先生ですが、
ポール・グリリー先生の指導者養成講座で
初のアシスタント役を任されたのが7年前のこと。
ポール先生が、3年前から、欧州やカナダ、
南米のトレーニングの依頼を一手にジョー先生に
引き継いでいるというから、信頼の度合いが伺えますね。
 
ジョー先生のすばらしいところは、
指導者としてひっぱりダコの人気ものになった今でも、
ポール先生の米国トレーニングで「第1アシスタント」をつとめ、
生徒への勉強会を開催するなどサポートを続けていることです。
大阪でのスペシャルレッスンでも、その温厚で謙虚な人柄と、
それを反映した癒しボイスとティーチング運びに魅せられた方も多かったようです。
 
事後アンケートで分かりやすかったという感想が
多かった、陰ヨガの4つの特徴をいまいちどおさらいしましょう。
 

ジョー先生が教えてくれた【陰ヨガの4つの特徴】
 
ひとつめは、ターゲットエリアを見つける作業から、
ふたつめは、ターゲットエリアを見つけたらそこにとどまること。
みっつめは、筋肉に話しかけるようにしてその深層にある結合組織へのアクセスを促すこと。
そして最後に、ポーズから優しくでてポーズの余韻を全身で受け止めること。
この4つが、そのまま心地よい陰ヨガの秘訣であり、陰ヨガのプロセスでもあるとジョー先生。
 

「心地よさ」は人によって異なる主観的なもの。
心地よさの指標になるのは「第3の目」だとジョー先生は言います。
たとえば、
マインドが忙しい状態の時というのは、
目を閉じていても眼球もきょろきょろと動いている状態。
考えごとをぐるぐる追いかけているのかもしれません。
 
 
一方、瞑想状態に近くなると、肉体的な目が一箇所に
落ち着き、呼吸のペースもスローダウン。
陰ヨガのポーズ中はポーズに入っているときも、
ポーズからでて余韻を味わっているときも、
この状態が理想的だということでした。
 
 
と、書くのは簡単ですが、
日頃からがんばり過ぎることが習慣になっていたり
痛みに慣れてしまっていたりすると
心地いい刺激としての痛みを通り越したかなと思っても、
目をぎゅっとつむって踏ん張ってしまったりします。
 
強度はこれでいいのかな?と、不思議に思ったら
少しポーズをゆるめに調整して、眼球の状態を確認してみてくださいね。
からだとマインドがほどける糸口が自ら、その入り口を示してくれるはず。
そうして探究していると、終わった後には自分と少し仲良くなれそうです。
 
がんばることと、探求することは、似て非なるもの。
その日、その時間の、自分のからだの状態、
マインドの状態、エネルギーの状態など、
批判することも、がっかりすることもなく、
観察することが、陰ヨガのプラクティスの本質かもしれません。
 

 

大阪でのレッスンの最後は、YIN YOGAムードラでぱちり。
お集まりありがとうございました!
 

 
YIN YOGAムードらは、からだの外側、側面、内側に走る経絡を覚えるためのもの。
Triple Heaterは「三焦経」と書きます。ついでに他の経絡もリストしておきます。
 
【背面の経絡】
腕 Small Intestine 小腸経
脚 Urinary Bladder 膀胱経
 
【側面の経絡】
腕 Triple Heater 三焦経
脚 Gall Bladder 胆経
 
【前面の経絡】
腕 Large Intestine 大腸経
脚 Stomach 胃経
詳しくは11月の指導者養成講座でジョー先生に教えていただきましょう!
 
 
11月5日から30時間指導者養成講座(東京・勝どき)は残り僅か
11月12日からの30時間指導者養成講座(大阪・江坂)は残席8です。
 
股関節シークエンスは東京レポートでご確認をどうぞ:
http://www.yogaworks.co.jp/report/yin201411/rp20141001/