■胆のうの経絡に効かせるために、脚を床に落としたドラゴンポーズの変形■
ジョー・バーネット先生をお迎えしての、日本初の「30時間陰ヨガ指導者養成コース」が
東京に引き続き大阪で、11/12(水)~11/16(日)の5日間、TYG様ご協力のもと開催されました。
外の冬へと向かう乾いた空気とは裏腹に、スタジオの大きな窓から日光がそそぎ込む
解放感溢れるスタジオには、地元大阪だけではなく、福岡から埼玉まで12名の熱心な
インストラクターの皆さんが集合。 ここでもジョー先生は、スケルトンのノーム君を使って
骨の構造の理解と、骨格の個性、陰ヨガポーズの特徴を分かりやすく解説してくれました。
講座の内容の方は、東京編やFacebookページでご紹介していますので、
複数の方から【事後アンケート】でご質問いただいたジョー先生の経歴について、
そしてマントラの解説について振りかえってみたいと思います。
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まずジョー先生の経歴とヨガとの出会いについて。
大学卒業後、オハイオ州シンシナティでシアター(舞台)の脚本家として活動していたジョー先生が
ヨガに出会ったのは、脚本家から舞台監督に就任してからのことだそうです。
出演俳優たちのメンテナンスのために取り入れたハタヨガに、
次第に夢中になったジョー先生は、意を決してヨガインストラクターに転身。
その数年後にポール・グリリー先生との出会いを果たします。
陰ヨガの心身のリラックス効果に感銘を受けたジョー先生は、ポール先生の元で
数年間のプラクティスを積み、次第にトレーニング生たちをまとめる役割を務めるように。
数年後に「ポール先生の初めてのアシスタント」になっていたと話してくれました。
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そして、ここからは大阪のトレーニング中にも話してくれたことですが、
当初はジョー先生の陰ヨガレッスンにやってくる、著名ヨガインストラクターや、熟練ヨギーたちの存在に
自身を比較して、内心自信が持てなかったというジョー先生。
本当にこのクラスでいいのだろうか? と、自問する日々もあったといいます。
そんな不安とは裏腹にクラスは口コミで徐々に人気となり、
10数人だった生徒が、30人、40人へと増えていく中で、
「何も派手なシークエンスを披露したり、見栄えのするポーズを教える必要はないんだ」と
気づいたことから、陰ヨガインストラクターとしての自信をつけていったそうです。
Saha viryam kaaravaavahai (サハヴィールヤム カラヴァ―ヴァハイ―)
とは、トレーニング中に毎日唱えたチャンティング「師と弟子のための祈り」からの一説です。
日本訳は、「私たちの学びが実りあるものとなりますように」としましたが、
ここで使われている「viryam」の持つ「英雄的な(heroic)」という意味を忘れないように、とジョー先生。
どうか私たちの学びが、自己の変革を意味するような英雄的なものとなりますように。
おごらず、誠実なものとなりますように、万物の神よ、私たちをお守り、お導きください。
神と訳された「ブラフマン」は特定の神を意味するのではなく、
それぞれが信じる神、またはそれぞれ内側にある神のような存在を意味すると
解説してくれたのも興味深いものでした。皆さんは、どう感じられたでしょうか。
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レポートが遅くなってしまいましたが、10月のスペシャルレッスンから1.5か月、
トレーニングを受けてくださった皆さんはもちろん、
興味をもってくださった方まで、ありがとうございました。
分かりやすい日本語でリードしてくれた大阪編通訳の金子真矢先生、
スタジオスペースを提供してくださったTYG様に、深くお礼申し上げます。
みなさんお待ちかねのジョー先生の次回来日は、2015年9月頃で調整中です。
発表を心待ちにしていただけたら、チーム一同幸いです。