ゴールデンウィーク明けの5月7日、スタジオ・ヨギーTOKYOにて

 

プロップスを使ってティーチングスキルアップシリーズワークショップのvol.3が開催されました。

 

~vol.3 前屈に学ぶ背骨と骨盤の関係性~

 

トリアング・ムカイカパダ・パスチモッタナーサナ

ジャーヌ・シールシャ・アーサナ

パシュチモターナ・アーサナ

 

 

今回は、Vol.1 で学んだ「脚の強化」とVol.2 で学んだ「背骨の伸び」の意識を生かして

 

大腿骨と骨盤、仙骨と背骨の関係性を意識しながら、座位の前屈に取り組んでいきました。

 

 

 

 

まず、座ることについてじっくり。ニュートラルな骨盤の位置を、仙骨に手を沿わせて確認。

 

 

 

意識のある前屈に、「キツーイ」の声もちらほら。

 

ペアワークでのアジャストメントの練習では、片手で背中の下部から上へ促すように、

 

もう他方の手でも、伸びやかな背骨をサポートするワークを。

 

 

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前屈と言うと、「もっと前へ前へ」とつい、頑張ってしまいがちですが、

 

ドミニカ先生はワークショップの最初から最後まで「前よりも上へ」と何度もおっしゃっていました。

 

 

前屈を制限する原因には、ハムストリングスの硬さによるものと、股関節の可動域によるものがありますが、

 

どちらかというとハムストリングスの硬さが問題になる人の方が多いと、ドミニカ先生。

 

そのハムストリングスも、意識を持ってプラクティスすることで柔軟性を取り戻すでしょう、と。

 

 

 

 

 

「ただ、筋肉は少しつづしかストレッチされません。

 

結果を急がせることなく、すこしずつ正しい方向へ導いていくのがインストラクターの役目です。

 

そのために、正しい働きを正しい質で理解することが何よりも大切です」。

 

とドミニカ先生。

 

 

 

変化するひとりひとりのチャレンジに最適な課題を提案できることが

 

 

インストラクターにとって欠かせないスキルであることを実感した3時間でした。

 

 

 

 

坐骨神経痛を持つ生徒さんへのポーズの適応方法についても、教えていただきました。

 

ご参加いただきました皆さま、ドミニカ先生をはじめSHIZENヨガの皆さま、

 

アシスタントのムツコ先生、通訳の実紀子先生、お疲れ様でした!

 

 

次回、5月28日(水)のテーマは、Vol.4【ハッピーな腰&背骨をつくる後屈】もどうぞお楽しみに。

 

 

プロップスを使ってティーチングスキルアップでは、6回は来られないけれど学びたい!

 

という方のために、お好きな回を選んで受講いただける2回券を期間限定でご用意しました。

 

お問い合わせはworkshop@yogaworks.jp まで。