むらかみはなこのヨガママンになろう!

むらかみはなこのヨガママンになろう!

【6/6】産後

ヨガライター&ヨガインストラクターとして活躍するむらかみはなこさんが、プレママ時期(妊娠中)に役立つ呼吸法や、ママになってから取り入れたいヨガポーズなど、健やかなマタニティライフのためのヨガ的ヒントとともに、ヨガママンへの道をご紹介するコラム(全6回)のvol.6です。


産後

床上げ後(産後2ヵ月~6ヵ月)

<ママンのこころとからだ>
骨盤の弛み・不眠・肩や背中のコリ・腰痛・腱鞘炎

“あやし+自分ケア”で、育児力UP!

お産の傷が癒えてきたら、徐々に日常生活へとシフトチェンジしていきましょう。産後検診で経過が順調なママンであれば、産後2か月を目安にヨーガ復帰も可能です。24時間体制でベイビーの世話に追われていると「運動よりも、まずは休息!」と嘆きたくなりますが、実は、カラダが本来の状態に戻ろうとしているこの時期に適度な運動を行なえるかどうかは、ボディラインの回復の重要な鍵になります。お勧めしたいのは、育児しながらボディケアもできる「ながらケア」です。特に、育児は前かがみの姿勢で行うことが多いので、背中を優しく反らせる動きが効果的。今回は、気持ちよく後屈させることで背中のコリをほぐし、骨盤底筋の引き締めやヒップアップ効果が期待できる『コブラのポーズ』をご紹介します。母乳トラブルも軽減するという嬉しい効果も期待できます。ベイビーと一緒に楽しみましょう。

ヨガママンへの道【産後編】
ベイビーと一緒に♪『コブラのポーズ』にチャレンジ

コブラのポーズ
  1. 両足を揃えてうつぶせの姿勢。おでこ・手のひら・ひじを床に付けて脇をしめる。
  2. 両ひじを床に付けたまま、息を吸いながら、背中を長く伸ばすように上体を持ち上げる。(下腹を締めたまま)数呼吸キープしたら、息を吐きながら上体を戻す。
  3. 床に付いた両手のひらを胸の横まで引き下げ、足を腰幅に開く。
  4. 息を吸いながら、腕を伸ばして上体を反らす。(下腹を締めたまま)数呼吸キープしたら、息を吐きながら、お腹→胸の順番で上体を戻す。
  5. うつぶせの状態で足を閉じ、楽な姿勢でリラックス。

ベイビーを腹這いにして、お互いの顔を突き合わせましょう。ママンの顔が上下に動くことでベイビーが喜び、同じ動きを真似することも。


ヨガママンを目指すみなさんへ

アロマ・ハンドバス慣れない育児で、疲労困憊。手首が痛いというママンも多いかと思います。酷くなると腱鞘炎を起こすこともあるので、”アロマ・ハンドバス”でこまめにケアしませんか? お湯をはったボールにお気に入りの精油を垂らし、手首まで浸かればOK♪ 着替える必要がないので気軽に行えます。心身ともに消耗する夜間授乳の合間に行えば、温浴効果と精油の香りで緊張が和らぎ、短時間でも深い睡眠が取れます。(むらかみはなこ)